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丸の内散策

先日、東京駅周辺を散策してきました。
しばらくぶりに行くと随分景色が変わっていました。それもそのはず、ここ数年で10本近くの高層ビルが建ち、毎年新しい観光スポットが生まれているから、知らない間に街全体の風景が変わってしまうのも無理ない。東京駅も今、竣工当時の姿に戻す復元工事が行われていますが、新宿や渋谷では感じることがない東京の空がこんなにも広いのかと感じたのは意外でした。
丸の内は機会がないとめったに訪れる事はありませんが、これが行ってみると街自体が洗練されていて、不思議とヨーロッパの街並の雰囲気を感じました。なんなんでしょうね。舗装された通りに面してショップが並んでいてオブジェが点在しているところなのか、なぜかそう感じてしまいました。
もし機会があったらぜひ行ってみてください。

さて今回は、日本橋丸善から丸の内に新しく出来たブリックスクエア、丸ビル、新丸ビル、オアゾと巡ったわけですが、一番の目当てはブリックスクエア内にある三菱一号館美術館。

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これは40年近く前に解体された物を忠実に復元し、かつ美術館として新しい機能を持たせた建物になっているみたいで、正式には来年美術館としてはオープンするそうです。オープンに先立ち、今、「一丁倫敦と丸の内スタイル展」という竣工記念展が開催されているものを観てきました。
予想以上に面白く、充実した内容に満足しました。
こちらもぜひ一度足を運んでみてください。
美術館の裏手は広場となっていてこれがまた海外っぽい感じがいいです。

丸の内散策_d0016587_12492639.jpg


意外や意外。丸の内はあなどれない街に変身していました。
すぐ近くには皇居あり、自然あり、歴史ありでそれでいて新しい情報発信の街として洗練された雰囲気をもっている。東京駅も復元工事が終わればオフィス街というよりもちゃんとした観光地としての丸の内ができます。
東京に出てきて20年以上経ちますが、その間もずっと進化し続けてきた東京の街は随分変わってきた印象があります。しかし残されていく物もあれば、壊されてなくなっていくものもあります。新しくするばかりではない街の変化というものも大切にした開発が必要だと感じます。そういう意味で丸の内のこの変化は昔の風景を取り戻す努力が感じられました。
時々、街に出ることも大切だとあらためて感じました。




by zucky67 | 2009-10-06 12:50 | お散歩日記

design studio bAOBab 鈴木のBLOG さいたま市で住宅を中心に手掛けている設計事務所です。住まいや建築、日々感じること、自分なりのプチハッピーライフを書き綴っています。


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