カテゴリ:住まい( 16 )

土曜日の日経新聞に家の購入やリフォーム経験者を対象に「納得の住まい、欲しい設備は?」というアンケート調査を行なった結果のランキングが載っていていました。
以下はそのランキング結果。
総合で
付けてよかったのは...
1位  オール電化
2位  浴室暖房乾燥機
3位  ビルトイン食器洗い乾燥機
4位  IHクッキングヒーター
5位  床暖房
6位  ディスポーザー
7位  全自動・自動給湯の風呂
8位  テレビドアホン
9位  温水洗浄便座
10位 複層ガラス
11位 ガラストップコンロ
12位 水はけが良い風呂の床材
13位 大型の浴槽
13位 ビルトイン浄水器
15位 太陽光発電・太陽熱利用システム
付けて失敗したのは...
1位  ビルトイン食器洗い乾燥機
2位  床暖房
3位  ビルトイン浄水器
4位  ジェットバス・ミストサウナ
5位  浴室暖房乾燥機
6位  温水洗浄便座
7位  フローリングのコーティング
8位  電動シャッター
9位  大型の浴槽
10位 自動洗浄・開閉などの高機能トイレ

戸建て派は
1位  オール電化
2位  IHクッキングヒーター
3位  浴室暖房乾燥機
4位  全自動・自動給湯の風呂
5位  ビルトイン食器洗い乾燥機
6位  温水洗浄便座
7位  テレビドアホン
8位  複層ガラス
9位  太陽光発電・太陽熱利用システム
10位 床暖房
マンション派は
1位  浴室暖房乾燥機
2位  ビルトイン食器洗い乾燥機
3位  ディスポーザー
4位  床暖房
5位  IHクッキングヒーター
6位  全自動・自動給湯の風呂
7位  水はけが良い風呂の床材
8位  オール電化
9位  テレビドアホン
10位 温水洗浄便座

というアンケート結果でした。
なかなか興味深い結果です。
床暖はオール電化に含まれているのか、いまや標準装備されていて満足度がそれほど高くないのかわかりませんが、意外に低かったですね。

最近のキーワードは「省エネ、節約、家事楽」の3つのようです。
設備機器は日進月歩。
ますます多機能化する一方で、機能を十分に使いこなせない状況や使い勝手が悪く、結局使わなくなってしまうこともよくあること。
機械ものは住宅本体に比べ寿命が短いため、イニシャルコストとランニングコスト、さらにメンテナンスコストを考えた上で導入していかないと思った以上の費用対効果が出ないものもよくある。
したがってどのタイミングで導入するかはなかなか難しい問題ではありますが、自分自身のライフスタイルをしっかりと把握し、予算を考慮に入れ、必要か不必要か判断していくことが大切だし、優先順位を付けて後からでも大丈夫なものは後まわしにしてもよいだろう。(使いこなす前により性能が良いものや簡単に操作できるものが発売されるケースも多い)

いまや住宅は家電化しつつある状況。
家電量販店が住宅展示場化するのも時間の問題だと思う。(すでにそうなっているところもあるけれど)
機械まかせの省エネ、節約、家事楽のライフスタイルも時代の流れの中では悪いことではないけれど、住まい手は日本人が持っている感性をなくさないような住まい方や住宅を求めてほしいものですね。


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by zucky67 | 2011-01-09 09:00 | 住まい

長期優良住宅

今日は午後から長期優良住宅に関する技術講習会なるものに参加してきた。
長期優良住宅の普及の促進に関する法律が6月4日に施行されたのを受けてのことだ。

さて講習会の内容はテキストを読んでいるだけのものだったので、面白みの欠けるものだったのだが、ある程度わかってはいるものの、まだ聞いただけでは長期優良住宅の意味が今ひとつつかめない感じがした。

法律がうたっていることはわかるのだけれど、実際問題としてはどうなのかピンとこないし、手続も多く、結局、エンドユーザーには本当にお得な事なのかしっかり考えていかなければならない。

短期の意味合いとしては当面の景気対策に使われたり、業界のビジネスチャンスとばかり、各ハウスメーカーがこぞって長期優良住宅を建て始めているのを見ると、本当にストック型の社会へと進もうとしているのかわからない。

実際に施行2ヶ月を経過して埼玉県では250件ほどの認定申請があがってきていて、その99%は大手ハウスメーカーだそうだ。

9年前の品確法のようにならないためにも、普及することが望ましいのだけれど、次世代省エネ基準もマイナーなバージョンアップはあったものの、10年前の基準だし、一般化するまではまだ時間がかかりそうな予感がします。(住宅ローン減税も期間限定だしね)

10年、20年してそういえば昔、そんな法律あったよね、なんてことにならないようにしなくてはいけないですね。

今回の法律に踊らされる事なく、本当にエンドユーザーのためになるのかどうかは自分の中でしっかり考えた上で、建て主には説明していかないとビジネスチャンスとして捉えてしまうと必ず後で、いろいろと問題が出てきそうな印象がある。

個人的にはこういう法律が出てくればくるほど、消費者が支払うコストは上がっていくと思うし、複雑になり、わかっている人であればいいのですが、表面的にしか理解していないとかえって逆効果いなりかねないような気がします。

もう少し、色々情報を集めて、メリット、デメリット含め、将来、何がこの国にとっていい結果をもたらしてくれることなのかを考えてみたいと思う。

また長期優良住宅についてはブログでも紹介していきたいと思います。


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by zucky67 | 2009-08-07 19:59 | 住まい
昨日、改正省エネ法の講習を受けてきました。
4月から施行されますが、直接に関係しそうなところは300m2以上の建築物というところだろうか。
ただこれは22年4月施行なので1年猶予がある。
もう一つには150戸以上の住宅供給者にトップランナー制が適用される。これは4月から5年後を目標として設定されるそうだが、建売住宅などの断熱性能があがってくることは間違いない。

今回はほとんどの注文住宅は適用外であるけれど、全体的な断熱性能が上がってくる中ではしっかり状況を踏まえた上で設計をして行かなければならないだろう。

省エネ法改正についてはまた詳しくコラムで書いてみたいと思うが、昨日の講習会で気になったことは、次世代省エネという言葉が一切出て来なかったということだ。
今回の基準は次世代省エネ(一般的にいわれている)と同じなのになぜかH11基準と言っていた。
10年近く前の基準が次世代というのもおかしいといえばおかしいけれど。
そういえば200年住宅も長期優良住宅と言い換えられ、そろそろ死語となりつつある。
内容がしっかりしてくれれば言葉の言い回しなどはどう言ってもいいんだけど.....。

国の政策がちぐはぐな感じに見えてくるけれど、我々としてはしっかりした住まいを提供出来るように努力し続けることが大切だろう。

来年度以降まさに省エネ時代が到来ということになるのか、どうか。
動向を見守って行きたいですね。

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by zucky67 | 2009-03-10 15:09 | 住まい
昨日はNCN主催で南雄三さんを講師に迎えた「新省エネ法改正でどう変わる住宅断熱」というセミナーに参加して来た。
2009年1月号の建築技術でまとめられた内容の解説であった。

4月に省エネ法が改正され、2000m2以上の建物に対する届け出義務が300m2以上となり、それ以下の規模であっても一定規模以上の建売業者に対してトップランナー制による省エネ措置が適用される様になる。

省エネレベルとしては低かった建物に対して省エネ措置を課すわけであるから、全体の省エネ度は上がってくる。省エネ設計が当たり前に行なわれる様になってくるだろう。

ただ南さんの話を聞いていてもわからないことやどうしてそうなるのか、それに意味があるのかどうかなどの疑問もあったが、国の施策としてその方向で進み始めてしまった以上、設計者としてはこれを素直に受け止めて受け入れて行くしかない。
しかしその際に数字を鵜呑みにしてしまうと間違った方向に行くおそれがあることも考えながら設計する必要があるだろう。
数字はあくまでも数字であって、個々の家はそれぞれによって違ってくるし、数字の意味を知らずに数字が良いからいい家であるということを単純には言い切れないグレーな部分も多くあることをふまえて説明して行くことが大切になる。

家電などを見れば毎年、商品が入れ替わる度にどれが本当の意味で省エネなのか実際はわからなくなっているし、省エネ製品だからといって特別に売れることもない。
実際はデザイン性が高く、機能性に優れてコストのかからないものでなおかつ省エネであれば多少高額となっても消費者は購入する。しかし家電と違って住宅は耐用年数も長く高額商品なため、当然省エネ措置を施して行けばそのコストもアップの幅も大きい。ただ全体的に省エネ措置が定着して建材などもコストダウンしていけば普通の家でも省エネ住宅となることも可能だ。
今回の省エネ法改正で家電のように建売住宅がそういう目で見られる様になる日も近いのかもしれない。消費者の目が省エネを意識し始めると自ずと注文住宅に対しても比較対象として見れる様に提示する必要がでてくる。つまり見える化がどの業界でも常識となってきている以上、住宅は別ですということはもう出来ない時代になるということだろう。

しかしながら省エネ法の改正によって即効的に世の中が変わるということはないとは思うけれど、ボディブローの様にじわじわ効いてきそうな施策だし、数年後にはきっと当たり前の様になっているのでしょう。ただこれが本当に省エネ、省CO2につながっていけばいいんですが、ちょっとまだ疑心暗鬼な部分は残ってます。

日本はもともと世界の中でも省エネ生活をしている国にもかかわらず、社会条件の変化に伴い、世帯数が増え、エネルギー消費量がその分増えてしまっている現状があります。(今後、少子高齢化によって世帯数や人口も減って行けば数字上は省CO2となるようにも感じるが)
しかし京都議定書の約定期間もすでに始まっており、世界が省CO2へ向けて動き出している以上、その波からは抜けることができなくなってしまっているのも事実です。

新築で住宅を建てれば当然CO2は排出されます。それでは建てなければいいのかというと住宅は景気対策に有効な手段として考えられていますし、国として現状の景気悪化を立て直すためにも多くの住宅を建てやすくするように住宅に関連する施策を打出して来ています。
つまり景気が良くなればよりCO2を増加させ、快適な生活を望めば望むほどCO2は増えることになっていくことになります。
埼玉県は全国平均よりも一人当たり出すCO2排出量は少ないのですが、空気中のCO2濃度は毎年上がっているというデータがあります。


しかしいろいろ考えなくては行けない世の中になってきたなと実感します。技術の進歩や科学的研究などが進めば進むほど便利になって、いい部分もたくさんあると思うけれど、先人たちが残してくれた生活の知恵も忘れない様にしなければいけないとも感じます。
結局、人間が行動を起こせば必ずCO2は排出されるわけなので、バランスをどう取るかを考えて行く必要があるのだと思いますし、これらをしっかりと考慮に入れて設計することが、住み継がれる家、住み続けてもらえる家につながっていくと思っています。

なんだか話があちこちに飛んでしまいましたね。

セミナー後は講師の南さんを囲んでのSEASすまい塾の一期生、二期生の新年会に参加し、スライドを見たり、情報交換したり有意義な時間を過ごしました。
今年は何かアクティブに楽しく面白い年になるように活動して行きたいですね。


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by zucky67 | 2009-01-30 14:39 | 住まい

省エネ住宅地域協議会

月曜日に埼玉県の省エネ住宅に関する地域協議会に参加してきた。
参加メンバーには大学教授、NPO団体、ハウスメーカー、電力会社、ガス会社などさまざまな立場の人たちが集っていた。
自分は個人参加でどちらかというと市民立場に近い、専門家といったところだろうか。

活動は3年間ということだった。
全国各地で地域協議会が立ち上がっているようで、省エネに対する関心が高まっている。
さてこの協議会を通じて何ができるかわからないけれど、微力ながら何か成果として出来て行けばいいかなと思っている。

最近は、世界的な不況で1930年代の世界恐慌に匹敵する状況になっていると新聞やテレビのニュースでトップニュースになっている。
日経平均も10000円を割り、為替も円高傾向。
金融市場で起きたことが実体経済に影響を及ぼし、日本への影響はEUに比べると少ないかもしれないけれど、確実に不況の波が押し寄せて来ている様に感じられる。

世界的には環境問題への取り組みも大切なのだが、毎日のニュースが明日は我が身といった状況下にあるため、紙面の取り上げ方も小さい様に思う。

さて日本も国会が解散するしないという社会状況で、長期優良住宅普及促進法案、いわゆる200年住宅も廃案になるのではという噂もあり、なんだかよくわからない。結局、なんだったのか。廃案になってもなんらかの形で成立するだろうが、200年という数字がたぶん消費者にはピンとこないのではないだろうか。

京都議定書の数値目標をどうクリアするかこれから国の方で考えて行くだろうが、政策もある程度インセティブがなければ普及しないし、法令化されたり、条例化されて規制される前に今自分たちで出来ることはしっかりやっておかないといけない。

不透明感のある時代にどうするのが良いか個々で考える時間を持つことが必要じゃないだろうか。そしてみんなで知恵をしぼることが大切だと感じている。

話が大分それましたが、一人一人の専門性を活かしながらこれからの時代にマッチしたものを創って行ければいいし、その場の一つとして地域協議会もなっていけばいいと思っている。


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by zucky67 | 2008-10-08 11:36 | 住まい
まちづくりと一言でいってもいろいろなアプローチがある。
文化財の保存、再生や商店街の再生、震災後のゼロからはじまるまちづくり、建築協定を通じて考えるまちづくりなど様々な視点から建築士という立場で取組んでいる。
その中、異色だったのが地域SNSを通じてまちづくりをやろうという大阪市立大学の藤田先生の事例報告だった。なんとなくモヤモヤしていたものがすっーとしていく感じを受け、自分にとって一番取っ掛かりやすいと思い、2日目の分科会に参加した。

今現在、いろいろと地域格差が叫ばれている中、コンピューターを使ったまちづくりという発想は面白いし、次世代につながって行く予感がした。

しかし本来のまちづくりはリアルなつきあいになる。ただリアルな分、物事を進める時や情報交換などには時間がかかることも確かである。
WEB上で気楽にやりとり出来る様になれば今度は時間の方がリアルになり、もう少しコミュニティの輪が広がって行く可能性はあるんじゃないかと思っている(問題点は多くあるとは思うが)

とにかくやってみる、行動してみるということが大切で、まちづくりのリアルとアンリアルな世界をしっかりとつないでいくのが建築士としての職能だし、建築士のやるべき仕事の一つではないかと思う。コンピューターを使えば当然のことながら日本全国の地域の取り組みの情報も入ってくるし、意見交換も容易にできるので、同じように考えている人や悩んでいる人など情報を共有することで何か解決策を見つける事もできる気がする。

まちづくりのひとつのツールとして地域SNSの活用は面白い取り組みだと思うし、何ができるかこれからが楽しみだ。
自分にできることからコツコツとやって、住み良くて心地よいまちなみ、まちづくりができればいいなと思う今日この頃です。

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by zucky67 | 2008-01-30 22:34 | 住まい
先週の金曜と土曜日の2日間、日本建築士会連合会まちづくり委員会主催の第17回まちづくり会議というものに参加してきました。
全国からまちづくりに取組んでいる建築士が集まって意見交換し、交流をはかるもので、今回のテーマは「まちづくり建築士と仕掛け」〜まちづくり・次のステージへ〜で1日目は6人の事例報告があり、2日目は各テーマ毎のグループに分かれ、ワークショップ形式で意見交換をした。
そもそもなぜ今回参加したかというと、もともと住宅の設計を通じて心地よい住環境をつくっていきたいという気持ちがあり、それが家1軒ではなく、まち全体を心地よくするためにどうすればよいかと常に考えているからだ。
しかし今の日本は、すべてがダメとは言わないがどこに行っても同じようなまちなみで、個性も無く、家は立派なのにまちなみとしてはどうだろうというものも良く見かける。また周辺環境を無視したような乱開発などもまちなみを壊してしまう原因にもなっている。
1/1で考える住宅のようにパブリックな空間も同様に考えなければいけない。一人の活動では限界があるため、同じ様に意識を持った人たちと意見交換ができればと思い、参加してみた。

格差社会、少子高齢化社会をこれから迎えようとしている日本。人口が年々減り続ける時代にどうやってまちを、すまいを創って行けばよいのか、今まさに建築士の職能が問われる時代になってきたと感じている。つづきは次回に。

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by zucky67 | 2008-01-27 22:46 | 住まい
今日は自立循環型住宅セミナーを受講しに新宿まで行ってきた。
4時間にも及ぶ講義でも足りない内容でした。
この自立循環型住宅は省エネに特化した一つの自主評価ツールであって、法律でもなく義務化されたものでもない。ただ確実に時代の流れがこちらに向き始めている。
この自主評価には家電も含めた評価になっていて、木造1戸建て住宅を対象として、13の要素技術に付ついて組み合わせて評価していくものである。
これによれば身近な技術を活用し工夫すれば2000年頃の標準な住宅と比較してエネルギー消費を最大50%削減できるということだ。
いろいろと細かいことを言い出したら当てはまらないことも多くあり実際にはおおざっぱな評価基準なのであるが、これは一つの評価、比較であって省エネに対して意識を持つ事がまずは大切になってくるということだろう。まずは自分の家や設計した家がどれだけ省エネで、CO2削減出来ているのかがわかることが大事でこれからの時代には必要になってくる。

来年から京都議定書が実際に実行期に入る。これから5年間で数値目標としているCO2を1990年比で6%(実際は14〜15%?)削減しなければならない現実の中で出来る事、やらなければならないことを見極めながら住宅設計にどう活かすかを考えて行かなければならなし、今まで以上に意識した設計を行わなければならない時代がやってきた。
設計者や施工者はもちろん何よりも住まい手自身の意識改革が問われる時代になりそうだ。

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by zucky67 | 2007-11-20 23:54 | 住まい

手洗器を探しに

d0016587_2323821.jpg今日は金物の他に青山一丁目にあるフジデザインコーポレーションの昨年オープンしたショールームのROZIにも立ち寄った。
今設計をやっている物件に使えそうな手洗器がないかどうか探しにである。
カタログやインターネットだけではどうもその素材感や質感がつかみきれないので実物を見ることにしている。
ここのメーカーにはなかなかシンプルでカワイイ手洗器が多いのであるが、値段はその分少し高めかなと思う。
今回はなんとか設計に組み込めれる様に出来たらと思いながらもコレがいいかなアレがいいかなとイメージを膨らませながら、あとはコストバランスをどうとるかを考えなければいけないというところに最後は落ちついてしまう。

デザインという物は前述した引手などもそうであるが、シンプルであればあるほど値段は上がっていく。それはちょっとしたそのフォルムのベストな線を作り出すのにとても神経を費やしながら作り上げて行くため、ごまかしがきかないということもある。

しかし実際こうやって足を運ぶことによって新しい発見やアイディアなどが浮かんでくるので機会を見つけてはいろいろ見て回って自分の設計にいかせるものを探して行きたい。
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by zucky67 | 2006-04-10 23:40 | 住まい

建具に使う金物を求めて

今日は襖などに使う金物を求めて新橋にある堀商店と赤坂にある清水商店に行ってきた。どちらも伺うのは初めてであるが、堀商店のものは過去に何回か使用した事もあり、一度ショールームを覗いてみたかった。
もう一つの清水商店の方は和風金物を扱う老舗の金物屋であり、知り合いの設計事務所の方が使っているのを見て、こちらも一度拝見したいと思っていたところでもあった。

清水商店では色々高価な引手などを見せていただき、その細工の細かさや職人さんが一つ一つ手作りでつくりあげているものを直に見る事が出来た。
中でも吉田五十八がデザインした引手を見せてもらったがこれがシンプルでいて品があるもので、値段もそれなりにする。一度どこかで使ってみたいと思うようなものだった。
引手一つとってみても量産物から手作りの物まで様々で値段も1桁ヘタしたら2桁違うようなものがあってとても深い世界である。

最近では海外から買いに来られる人もいるらしく、天袋用の引手などはブローチに加工して使ったりしているという。確かにちょっとしたブローチよりもいくら手作りとはいえ、値段はそれほど高くはなく、ジャパネスクな感じが伝わるので海外の人にとってはとてもいいのかもしれない。
設計者からするとそのような使い方は想像もしなかったのであるが、せっかくの伝統技術がなくなってしまうよりも使用目的が変われどその技術がいかされる方法があればそちらの方がいいと思う。
今の時代やはり跡継ぎがいなくて、職人さんたちが減っているということも伺い、設計者としてこういう手作りの世界の物を機会があればなるべく使って行ける様にしたいし、後世に伝えていけるものを残していけるように努力すべきではないかとも思う。

実際、値段以上にそこに込められた職人魂というものが見た目ですぐわかる。(同じデザインであっても)自分の目で見て確かめるというのはとても大切な事だと今回もつくづく感じた。
やはりできるだけ自分で見て触って自分の感性にフィットする物を探して行きたいと思っている。

d0016587_23144092.jpg
清水商店の金物。機会を見つけて使ってみたい。
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by zucky67 | 2006-04-10 23:18 | 住まい

design studio bAOBab 鈴木のBLOG さいたま市で住宅を中心に手掛けている設計事務所です。住まいや建築、日々感じること、自分なりのプチハッピーライフを書き綴っています。


by zucky67
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