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改正建築士法

先月の28日から建築士法が改正され、施行されました。
今回の改正で実務的に変わるところは設計監理契約の前に重要事項説明をしなければならなくなった点です。
またひとつ書類が増えました。
契約する前にそもそも内容確認をちゃんと行なっていたものをわざわざ書類として残すものらしい。ただ契約の内容と重要事項説明の内容が同じようなものなので本当に必要な物かはちょっとクエスチョンだ。しかし義務化されてしまったのでそれを行なわなければ法律違反になる。

あと建築士の定期講習の申込書の配布も始まった。これは3年ごとに受けなくてはならなくて、5時間の講習と1時間の考査がある。年をとってからこういう制度改正にならなくて良かったと考えた方が良いかな。実務と平行して一般的な講習を受けて行くのはなかなか大変なものです。
これも実のある講習であって欲しいが、いろんな講習やセミナ−に参加するけれど中でも高額な講習なので結果的に受ければいいようなものになっていかないようにして欲しいのですね。

しかし今回の改正は消費者保護のためということですが、結果的に消費者負担になっていかないようにしなくてはいけません。

さて来年もいろいろと建築業界を巡る法律の改正やら施行されるものがあります。
これらが周知されていくまではまだ少し時間を要するように思いますし、また社会もどういう方向にいくかによってまた更に変わって行くことになると思います。今のうちに変わる物は変わって行った方がいいし、変わって行くもの、変わっていけないものを見極めることが大切です。
ただしっかりとしたビジョンを持っていればこうした変化にも十分対応出来ると考えています。


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by zucky67 | 2008-12-02 13:43 | 雑記

雑記 059 「違反建築をなくそう運動」

今日は、さいたま市の「違反建築をなくそう運動」法令説明会に参加してきた。
昨年の建築基準法改正にともなって大混乱した建築業界。
今回の説明会では違反建築をなくす取り組みやさいたま市の事前審査の廃止に伴う注意事項、建築物の定期報告制度、消防法改正について、耐震診断の助成制度や住宅瑕疵担保履行法などの説明があった。

来月には建築士法の改正が有り、法律が次から次へと改正、施行されていく。
その中に一級建築士の懲戒処分の基準があり、ある意味厳しいもので、業務停止1ヶ月なんかはすぐになるようなものなっていて、あっという間に免許取り消しになる感じだ。
おそらく事務所の数も減って行くことになる。
国はこういう処分の基準をつくるのは早いが、おそらく内容の周知がなされぬまま、施行されることになるだろう。
今パブコメを募集しているが、来月には施行されてしまうため何をどうすることも出来ぬまま従うのみという状態だ。
しかし耐震偽装問題に端を発する一連の法改正は消費者保護の観点からのものだが、少し様子が変わってきているようにも感じられるし、ブーメランのごとく消費者自身に返って来ている部分もある。

サブプライムローン問題、リーマンショックなどにより今日も株は暴落し、その影響で消費が冷え込み、先行き不透明の時代になり加えて少子高齢化の加速化でマーケットも縮小していくことは避けられない状況の日本。

建築業界の再編を狙っているのか、国が建築士をどういう方向に持って行こうとしているのかわからないけれど、大きな波が年末から来年へかけてまた押し寄せてくるような予感がする。もう少し荒れ模様の様相だ。

この波に流されること無くしっかりしたビジョンを持つことが大切だし、今は過渡期でなかなか大変な時期にあるけれど、将来的にちゃんと建築士の職能が活かされるような社会になれるように間違った方向へといかないよう見守って行かなければならない。

それにしてもどこへ行こうとしているのか日本の建築業界。

巨匠たちは今の状態をどう思っているのだろう。


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by zucky67 | 2008-10-10 23:36 | 雑記

まちづくり会議に参加して その2

まちづくりと一言でいってもいろいろなアプローチがある。
文化財の保存、再生や商店街の再生、震災後のゼロからはじまるまちづくり、建築協定を通じて考えるまちづくりなど様々な視点から建築士という立場で取組んでいる。
その中、異色だったのが地域SNSを通じてまちづくりをやろうという大阪市立大学の藤田先生の事例報告だった。なんとなくモヤモヤしていたものがすっーとしていく感じを受け、自分にとって一番取っ掛かりやすいと思い、2日目の分科会に参加した。

今現在、いろいろと地域格差が叫ばれている中、コンピューターを使ったまちづくりという発想は面白いし、次世代につながって行く予感がした。

しかし本来のまちづくりはリアルなつきあいになる。ただリアルな分、物事を進める時や情報交換などには時間がかかることも確かである。
WEB上で気楽にやりとり出来る様になれば今度は時間の方がリアルになり、もう少しコミュニティの輪が広がって行く可能性はあるんじゃないかと思っている(問題点は多くあるとは思うが)

とにかくやってみる、行動してみるということが大切で、まちづくりのリアルとアンリアルな世界をしっかりとつないでいくのが建築士としての職能だし、建築士のやるべき仕事の一つではないかと思う。コンピューターを使えば当然のことながら日本全国の地域の取り組みの情報も入ってくるし、意見交換も容易にできるので、同じように考えている人や悩んでいる人など情報を共有することで何か解決策を見つける事もできる気がする。

まちづくりのひとつのツールとして地域SNSの活用は面白い取り組みだと思うし、何ができるかこれからが楽しみだ。
自分にできることからコツコツとやって、住み良くて心地よいまちなみ、まちづくりができればいいなと思う今日この頃です。

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by zucky67 | 2008-01-30 22:34 | 住まい

まちづくり会議に参加して その1

先週の金曜と土曜日の2日間、日本建築士会連合会まちづくり委員会主催の第17回まちづくり会議というものに参加してきました。
全国からまちづくりに取組んでいる建築士が集まって意見交換し、交流をはかるもので、今回のテーマは「まちづくり建築士と仕掛け」〜まちづくり・次のステージへ〜で1日目は6人の事例報告があり、2日目は各テーマ毎のグループに分かれ、ワークショップ形式で意見交換をした。
そもそもなぜ今回参加したかというと、もともと住宅の設計を通じて心地よい住環境をつくっていきたいという気持ちがあり、それが家1軒ではなく、まち全体を心地よくするためにどうすればよいかと常に考えているからだ。
しかし今の日本は、すべてがダメとは言わないがどこに行っても同じようなまちなみで、個性も無く、家は立派なのにまちなみとしてはどうだろうというものも良く見かける。また周辺環境を無視したような乱開発などもまちなみを壊してしまう原因にもなっている。
1/1で考える住宅のようにパブリックな空間も同様に考えなければいけない。一人の活動では限界があるため、同じ様に意識を持った人たちと意見交換ができればと思い、参加してみた。

格差社会、少子高齢化社会をこれから迎えようとしている日本。人口が年々減り続ける時代にどうやってまちを、すまいを創って行けばよいのか、今まさに建築士の職能が問われる時代になってきたと感じている。つづきは次回に。

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by zucky67 | 2008-01-27 22:46 | 住まい

design studio bAOBab 鈴木のBLOG さいたま市で住宅を中心に手掛けている設計事務所です。住まいや建築、日々感じること、自分なりのプチハッピーライフを書き綴っています。


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