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2年ぶりの前川国男邸

先週、2年ぶりに3回目の江戸東京たてもの園に行ってきた。個々に来れば、必ず見る建物は前川国男自邸だ。
この建物は何回見てもいいと思うものの一つ。
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前回来たときは、ちょうど中で音楽演奏会が開かれるということで、内部に入ることが出来なかった。
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今回は暑かったせいか、それとも閉園時間間近ということもあってか、ほとんど来場者がなくがら空き状態でみることが出来た。
ただ内部は冷房が効いているわけではないので暑くて汗だくになり長居できなかった。
見に来るんだったら中間期がいいのかも。

その他の建物は時間の関係もあってさっと見る感じでした。
園内には新しく2棟工事中だったので、また新しく完成したら、来てみたいですね。(中間期に)

今までにも文化財的価値があっても、戦争や地震などによる損失、また乱開発などによって、多くの建物が失われてきました。

こうして江戸東京たてもの園に保存されることになった建物は、生き残った建物の中でもより文化財的価値を持ち、移築されることになったのはとても運がいい。
その大半は残されることなく、壊されて行く運命にあるのだから。

これから残されて行く建物とはどんなものなのだろうか、そしてどんな風景が残って行くのだろうか。
自分が設計に携わったものはせめて自分が現役のうちは残っていてほしいと願うばかりだ。


二人の造家師が住まいを提案する design studio bAOBab


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by zucky67 | 2010-07-19 16:44 | 建築

木造建築の規制緩和?

立春。
暦の上では春を迎えたわけですが、これから寒暖を繰り返しながら徐々に暖かくなってきます。
梅の花もチラホラと咲き始めて、敷地内にある桜の蕾みもこぼれ落ちそうなくらい大きくなり、春の到来を待ち遠しく思っています。

さて昨日の日経新聞に木造建築の規制緩和の動きという記事を見つけました。
国産材普及及び技術向上などを踏まえて、木造で問題となる耐震性や耐火性、また規模等において規制緩和を行なうよう与野党一緒になって議員立法を今国会に出すようなことが書いてありました。

特に外部に木を用いる場合、耐火性能は大事であるが、耐候性も大きな課題である。どうしても紫外線劣化などで傷んできてしまうので塗装などによるメンテナンスが必要である。
めんどくさがり屋で仕事に追われて時間のない現代人にとっては手がかかる素材はなるべく避けたいというのが本音だろう。
サイディングやガルバリウム、モルタル仕上等が多く目立つ日本の住宅街で外部にもっと多く木が使える様になってくれば少しまちなみも変わってくる気がします。

国産材が昔に比べ身近になって来たとは言え、まだまだ不十分な状態であることは間違いありません。少しでも多く出来れば地元の木を使って住まいを創る機会を設けていけたらいいと思っています。

今回の様に国の方でも木造を少しでも使いやすい環境づくりをしてもらえるとありがたいですね。


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by zucky67 | 2009-02-04 10:35 | 気になるニュース

塔の家の横を通り過ぎる

先日、ギャラリー間の安藤忠雄展を見たあと表参道に戻り、相棒と合流し少し歩いて昼食をとるため、黒川紀章設計のベルコモンズの交差点を通称キラー通り?を北へと向かった。
この通りには有名な東孝光設計の塔の家やマリオ・ボッタ設計のワタリウムなどが建っている。
塔の家は竣工時の写真と比べ、周辺の建物が高くなってしまっているため、塔のイメージはないものの、40年以上経過してもなおその存在感は失われていない感じです。

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「私たちは家のなかだけで暮らしているのではなく、町に住んでいるのであって、住まいの中で不足する分は、かなり町中の施設に負っているところが多いのだ。」(都市・住宅論より)と東さんが云う様に都市型の住宅の住まい方の一つの解だと思う。住宅に必要な機能を外在化させることでミニマムな空間でも住むことは可能になることをご自身で証明しているし、住む行為そのものは決して枠にとらわれる必要もなく、本来は住まい手自身がどう住むかを決めてそれに合った住まいを造っていくのがいいと思う。
ただ一品生産的な住宅はその住まい手自身も限定してしまうために、生き残る可能性も限られてくる。
より長く風景として残って行くためにも設計者として考えなくてはいけないことも数多くあることは確かです。
安藤さんの住吉の長屋にしろ、東さんの塔の家にしろ、都市部における都市型住居の一つの例であることは確かであるが、これらの解をどう活かして行くかしっかりと考えて行く必要があるだろう。

機会があれば、ぜひ一度見学したい建物の一つであることは間違いありません。


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by zucky67 | 2008-12-17 09:45 | 建築

4年目突入

さて今日から4月。
このブログも4年目に突入しました。
これからもコツコツやって行きたいと思ってます。

先週、建築士会で東京カテドラルから林芙美子記念館まで歩く見学会が行なわれ、参加してきました。
詳しくは建物探訪で紹介して行きたいと思います。
東京にはまだまだ見た事の無い多くの建物が存在する。一方で見ないうちに取り壊されて行く建物も多くある。
できるだけ機会を設けていろいろな建物に触れて行きたいと思っています。

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by zucky67 | 2008-04-01 13:54 | 雑記

住宅瑕疵担保履行法

昨年の5月に「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」(住宅瑕疵担保履行法)が公布され、来年の10月引渡分から適用される。
この法律は構造耐震偽装により、2重の住宅ローンをかかえ、大きな社会問題になったことを背景とする。
そして消費者保護の観点から「住宅品質確保法」の定める住宅のうち特に重要な部分について10年間の瑕疵担保責任を実現するための措置を住宅供給業者に義務付けました。
具体的には構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分のみですが、新築住宅を引き渡すには「保証金の供託」または「保険の加入」が必要になってくる。
4月には「住宅瑕疵担保責任保険法人」が国交省から指定され、具体的な内容がわかってくるだろうが、保険会社によってそれぞれ違ってくるので、設計する上でどう対応していくか考えなければならない。
来年の10月引渡分からだと思っていても、実は今年から対応した設計をしていかなくては間に合わない。まだ具体的にどういう内容の設計が保険対象外になってしまうのかわからない状態なので、この制度は昨年の確認申請厳格化に引き続き、プチ衝撃(であればよいが)を与えそうな予感がする。
昨年のように法律が先走り、現場が混乱しないように十分な周知が必要だと思う。

もう一つ並行して環境に関する事も今年から本腰を入れて取組まなければならないし、関連する法律もいろいろと変わってくるし、成立してくる。

ここ数年で住宅設計を取り巻く環境はガラッと変わるような気がする。それが今年を起点として大きく変化するスタートの年になりそうだ。
今までの手法だけでは乗り切れない世の中になりつつあると肌で感じている。

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by zucky67 | 2008-01-31 20:06 | その他

design studio bAOBab 鈴木のBLOG さいたま市で住宅を中心に手掛けている設計事務所です。住まいや建築、日々感じること、自分なりのプチハッピーライフを書き綴っています。


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