住宅ローン返済困難続出
2009年 10月 25日
今日の日経新聞に「住宅ローン返済困難続出」という見出しの記事が掲載されていた。
昨年のサブプライムローンをきっかけに世界同時不況がおこったわけであるが、同じように日本版サブプライムローンがおこるのではという危惧がされてきた。
記事によれば住宅ローンの相談件数は前年の5割増で、各銀行もその対応におわれているということだ。
終身雇用、右上がりの景気の時代であればなんの問題もなかっただろうが、次に何がおこるか分からない時代にあって、不安材料も多いとなると、ローンの返済もままならぬ状況になるのは当たり前だろう。まさに今は正念場という時期にさしかかっているのかもしれない。
これから住宅を建てようと人は、ローンは返せる範囲内で借りるようすることが大切だ。
しかし住宅ローンを借りなければ家が建たないというのも少し考えものです。住宅の値段ももっと安くなっていいと思うし、家と土地の値段のバランスを考えた金額で住まいが手に入れられるような社会システムにならなくてはいけない。いくら景気対策で住宅に力を入れたとしてもそれは一時的な施策でしかなく、根本的な解決策にはつながらないと感じている。ましてや文化としての住宅は根付いていかないため、それは将来の日本のまちなみが完全に失われることを意味するだろう。
戦後、持ち家政策を推し進めてきた日本は、もうそろそろ方向転換して、住まいについて考え直す時代に来ているような気がします。
住宅業界にとってはまだまだ厳しい時代がしばらく続きそうです。
昨年のサブプライムローンをきっかけに世界同時不況がおこったわけであるが、同じように日本版サブプライムローンがおこるのではという危惧がされてきた。
記事によれば住宅ローンの相談件数は前年の5割増で、各銀行もその対応におわれているということだ。
終身雇用、右上がりの景気の時代であればなんの問題もなかっただろうが、次に何がおこるか分からない時代にあって、不安材料も多いとなると、ローンの返済もままならぬ状況になるのは当たり前だろう。まさに今は正念場という時期にさしかかっているのかもしれない。
これから住宅を建てようと人は、ローンは返せる範囲内で借りるようすることが大切だ。
しかし住宅ローンを借りなければ家が建たないというのも少し考えものです。住宅の値段ももっと安くなっていいと思うし、家と土地の値段のバランスを考えた金額で住まいが手に入れられるような社会システムにならなくてはいけない。いくら景気対策で住宅に力を入れたとしてもそれは一時的な施策でしかなく、根本的な解決策にはつながらないと感じている。ましてや文化としての住宅は根付いていかないため、それは将来の日本のまちなみが完全に失われることを意味するだろう。
戦後、持ち家政策を推し進めてきた日本は、もうそろそろ方向転換して、住まいについて考え直す時代に来ているような気がします。
住宅業界にとってはまだまだ厳しい時代がしばらく続きそうです。
by zucky67
| 2009-10-25 16:57
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