改正建築士法
2008年 06月 21日
昨年の改正基準法による建築業界の混乱から1年が経ちました。
まだその影響はおさまらず、原油高騰、資源高騰による影響もあり、しばらくは不安定な状況が続くのではないでしょうか。
昨日は、今年の11月に施行される改正建築士法と昨年の基準法改正に伴う年次報告の作成及び提出方法の説明のセミナーを受けてきた。
昨年同様に今回の建築士法の改正も業務上の書類や定期講習の受講義務づけ、管理建築士の重要事項説明義務づけなど今までになかったものがあり、慣れるまでは少し時間がいるかもしれない。
そして来年には住宅瑕疵担保履行法がスタートする。これは設計者というよりは工務店、ハウスメーカー、ディベロッパーなどに関係する法律であるが、保険の申請書作成などにはおそらく構造図添付する必要が出てくるだろうということだ。
4号特例が廃止される前に結局、構造図の添付が求められる可能性があるので対策が必要だろう。
法律で縛る必要があるのは否定しないけれど、縛りすぎにならない程度の内容であることが大切で、消費者保護の観点で見直された今回の法改正が、かえって消費者にとって不都合なものにならないようにモラルをもって運用して行くことが必要だろう。
われわれ設計サイドだけの問題ではなく、同時に、チェックする側のレベルアップも必要だし、何よりも消費者の理解も必要になってくると思う。
今は何か起こるとすぐに規制する動きがあるが、起こる前に対処できるような社会モラルが不足しているのだろうか。
これからどの方向へこの国はいくのだろうか。
迷わずに少しずつ前に進んで行ければと思っている。
まだその影響はおさまらず、原油高騰、資源高騰による影響もあり、しばらくは不安定な状況が続くのではないでしょうか。
昨日は、今年の11月に施行される改正建築士法と昨年の基準法改正に伴う年次報告の作成及び提出方法の説明のセミナーを受けてきた。
昨年同様に今回の建築士法の改正も業務上の書類や定期講習の受講義務づけ、管理建築士の重要事項説明義務づけなど今までになかったものがあり、慣れるまでは少し時間がいるかもしれない。
そして来年には住宅瑕疵担保履行法がスタートする。これは設計者というよりは工務店、ハウスメーカー、ディベロッパーなどに関係する法律であるが、保険の申請書作成などにはおそらく構造図添付する必要が出てくるだろうということだ。
4号特例が廃止される前に結局、構造図の添付が求められる可能性があるので対策が必要だろう。
法律で縛る必要があるのは否定しないけれど、縛りすぎにならない程度の内容であることが大切で、消費者保護の観点で見直された今回の法改正が、かえって消費者にとって不都合なものにならないようにモラルをもって運用して行くことが必要だろう。
われわれ設計サイドだけの問題ではなく、同時に、チェックする側のレベルアップも必要だし、何よりも消費者の理解も必要になってくると思う。
今は何か起こるとすぐに規制する動きがあるが、起こる前に対処できるような社会モラルが不足しているのだろうか。
これからどの方向へこの国はいくのだろうか。
迷わずに少しずつ前に進んで行ければと思っている。
by zucky67
| 2008-06-21 16:58
| 雑記