お初の表参道ヒルズ

さてそこから相棒が設計した神宮前の物件のその後を見て、表参道ヒルズに向かった。

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この建物も竣工後、見に来る機会がなくて今回がお初。
しかしこの表参道はまさしく建築ストリートですね。
隈研吾、伊東豊雄、青木淳、安藤忠雄、黒川紀章、SANAA、MVRDVといった蒼々たるメンバーです。建築家のオールスターという感じです。
自分の設計人生でこういう商業ビルを設計する機会はないと思うし、できないでしょうね。というよりも関心がないんですね。
華やかに見えますが、やはり消費建築的な印象が強く、この中でもどれだけ残って行くのかわかりません。

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昔の同潤会アパートが建っていた時に一度中に入ったことがあるんですが、その記憶もどこかに消えてしまうぐらいの変貌でした。
表参道ヒルズの中に入るとスロープに囲まれた吹抜けはボリュームに対し、狭く感じました。ただ敷地やテナントの関係上これが限界なのでしょう。

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店舗は若い女性向けのものが多く、あまり興味をそそるものはありませんでした。スロープから店舗へ入るのは少し入りづらいかな。
また反対側の店舗への動線が吹抜けを介している分、遠い印象です。
吹抜け部分にはクリスマスが近いこともあり、綺麗にクリスマスツリーが飾られていました。
その後、前の事務所で数年前に設計した建物が近くにあったのでその様子を見て帰路につきました。

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このカラーリング、エヴァの最後の使途のような印象。

今回、感じたことは、都市自体が常に時代にマッチする様に変化し続けながら、都市の風景を作り出している。もしかしたら東京という都市は止まることを知らない都市で、変化し続けることでしかそのアイデンティティを表現出来ない場所なのかもしれない。
しかしその一方で、埋もれながらも都市の一部として残って来た建築がちゃんと現代という時代の中で存在している。

今後、東京とういう都市が世界的、文化的都市へと更に発展していくには過去と現在をもう少し上手くミックスさせ、未来につなげて行く都市形成が必要になってくるのではないだろうか。
そんなことをちょっと感じた東京散歩だった。

新宿あたりは良く行くのだが、表参道は若い人が多く、ファッションも違うと感じた。自分が完全におじさん化しているのだと気付いた。



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by zucky67 | 2008-12-17 19:08 | 建築

design studio bAOBab 鈴木のBLOG さいたま市で住宅を中心に手掛けている設計事務所です。住まいや建築、日々感じること、自分なりのプチハッピーライフを書き綴っています。


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